【慢性疾患ガイドラインシリーズ】動脈硬化性疾患予防ガイドラインを脂質異常症の日常診療に活かす

いつ:
2024年9月30日 @ 19:30 – 20:30
2024-09-30T19:30:00+09:00
2024-09-30T20:30:00+09:00
連絡先:
長崎県保険医協会
095-825-3829

講  師:吉牟田剛先生(長崎大学病院循環器内科 講師)
日  時:9月30日(月)19:30~20:30
参加方法:オンライン(Zoom)でのライブ配信
      ※参加申込は必須です。下部より申込手続きをお願いします。
参加対象:医師

【講演要旨】
多くの疫学研究および介入試験の結果から、脂質異常症は心血管疾患の発症に深く関与しており、脂質異常症への積極的な治療介入は心血管疾患発症のリスク低減につながることが明らかとなった。特にLDLコレステロール(LDL-C)低下療法は、心血管疾患発症の一次予防、二次予防に極めて重要である。
2022年に改訂された『動脈硬化性疾患予防ガイドライン』では、冠動脈疾患とアテローム血栓性脳梗塞予防の観点から高リスク群の選別化を行い、リスク別に一次予防、二次予防の管理目標値を明確に定めている。また、家族性高コレステロール血症や二次予防対象症例のなかでも急性冠症候群、糖尿病を含む高リスク病態を有する症例においては厳格なLDL-C管理目標値を提言した。本講演では、脂質異常症のスクリーニング、診断、治療方針について概説する。